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別府扇山ゴルフ倶楽部会員権ニュース

(ベップオウギヤマゴルフクラブ)
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2007/11/30 会員権分割・預託金一部返還を前倒し

経営する第三セクターの(株)別府扇山ゴルフ場は、預託金会員に対して当初の予定を前倒しし、年内に預託金の半額返還と会員権分割を実施することを決め、その返還手続きを開始。

預託金問題を解決するために増資を行い、増資分の2万株を6億円で韓国の大京TLS(ソウル)に割り当てた。

その資金を元にして、昨年預託金会員と交わした、
①200万円を4年後(平成22年)に返還。

②のコリの200万円は2分割し会員権2枚(預託金ナシのプレー会員権)を発行。

――とした約束を前倒しして実施することになったもの。

対象となる預託金会員は247名としている。

=ゴルフ特信 提供=

2007/10/10 臨時株主総会で増資を決定

第三セクターの(株)別府扇山ゴルフ場は9月22日、臨時株主総会を開き韓国系企業に第三者割当増資をすることを決めた。

同社は預託金問題を解決するために、増資で預託金の返還資金を調達する計画を進めていた。

同社が発行する株式の51%を保有する別府市の市議会もこれを承認し、今回の臨時総会となった。

増資に応じるのは韓国でトヨタ車の搬送を行う大京TLS(ソウル)で、2万株を6億で引き受ける。払込には10月10日に行われ、大京TLSが株式の66%以上を保有して筆頭株主になる予定となっている。

=ゴルフ特信 提供=

2007/09/19 韓国系企業の系列下へ移行予定

経営の第三セクターの(株)別府扇山ゴルフ場(平野雅美社長、資本金1億円)は、韓国系企業の系列下になる方向で調整していることがわかった。

同社は、償還問題を抱えており、その打開策として、昨年10月に預託金の据置期間延長と会員権分割を約300名の預託金会員(その他、約1100名のプレー会員権所有の会員が在籍)に提案し、大多数の会員から同意を得た。

その提案では、平成21年10月に預託金400万円の半額に当たる200万円(計約6億円)を償還するとしていた。

この提案を履行するために株式の増資を行い、新規発行の株式をトヨタのレクサスを韓国で販売するに他に運送業を行っている大京TLS(ソウル)に割り当てる予定と説明。

(株)別府扇山ゴルフ場の現在の発行株数は1万株で、新規発行株数は2万株。

新規発行株を1株3万円で大京TLSに割り当てて、6億円の償還資金を調達する計画。

計画通りに進むと、大京TLSは66%以上の株式を所有して筆頭株主となり、資本金は7億円になる。

この増資は、9月22日開催の臨時株主総会で決議して行う計画で、別府市はそれまでに市議会の同意を得る考え。

=ゴルフ特信 提供=

2007/01/10 預託金返還訴訟で高裁でも敗訴

別府市が51%を出資する第三セクターの(株)別府扇山ゴルフ場に対して、預託金を返還するよう会員が求めた事件で、福岡高裁は昨年12月19日、一審判決を支持して同社に預託金の返還をも命じる判決を下した。

訴えていたのは別府扇山ゴルフ倶楽部(旧・別府国際GC扇山コース、18H、大分県別府市)の会員で、据置期間が満了したことから昨年3月に同GCを経営する同社に預託金(400万円)の返還を請求したが、返還資金がないことなどから請求に応じなかったため5月に提訴。

一審の大分地裁は会員の主張を全面的に認め、預託金の返還を命じた。しかし、同社は「返還すれば会社が倒産する」として控訴していた。
控訴審の判決を不服として、同社は最高裁に上告する方針というが、最高裁でも敗訴することはほぼ間違いないと見られている。

同社は預託金返還問題で、預託金会員257名に、
① 200万円を4年後に返還
② 残り200万円は2分割し会員権2枚を発行
と提案し、これまでに233名の会員から同意を得ているという。
=ゴルフ特信=

2006/10/01 コース名変更のお知らせ

旧コース名:別府国際ゴルフ倶楽部扇山コース
新コース名:別府扇山ゴルフ倶楽部

2006/06/30 預託金問題で会社側が敗訴

大分地裁は平成18年6月15日、別府市は51%を出資する(株)別府扇山ゴルフ場に対して、預託金の全額(400万円)を会員に返還するよう命じる判決を下した。

別府国際GC扇山コースを経営する同社は、預託金(総額約11億円)の返還について、昨年は市から返還資金を調達する計画だったが、市議会の反対で断念。
その後、預託金会員約270名の所有する会員権について、①100万円は5年後に返還、②残りの預託金300万円は、額面150万円の会員権2枚に分割すると提案したが、それを不服とした会員が訴訟を起こしていた。
同社が敗訴する判決となったが、平野社長は「預託金は支払うつもりはない」としている。また、預託金問題については、①200万円は4年後に返還、②残りの預託金200万円は、額面100万円の会員権2枚に分割すると提案している。

この提案を実現するには、4年後までに5億円以上の返還資金を調達しなければならず、加えて返還請求の訴訟が続出することも考えられるだけに、法的整理も視野に入れた対策が会社に求められている。

ただし法的整理に入った場合、同ゴルフ場にはプレー会員権を保有する会員が約1100名在籍しており、それら会員には債権者としての議決権がないことや、プレー会員権をどのような権利として認めるかなど、新たな問題が発生する。
=ゴルフ特信=

2006/02/15 預託金問題、訴訟に発展

市議会を巻き込んだ預託金返還問題を抱える別府国際GC扇山コースが、会員から預託金返還請求の訴訟を起こされた。

同ゴルフ場は別府市が51%を出資する第三セクターの㈱別府扇山ゴルフ場が経営。昨年10月から預託金会員約270名(その他一般会員1100名はプレー会員権保有)の据置期間が順次満了している。
この問題を回避するため、同社は償還満了前の昨年8月、総預託金額約11億円の約半分に当たる6億円を「貸し付けてほしい」と市に要請。市長は受け入れたものの、既報通り、猛反発した市議会が拒否して、資金調達ができなかった。
そこで、同社は
①100万円は5年後に返還
②残りの預託金300万円は、額面150万円の会員権2枚に分割するなどを会員に提案した。しかし、これを不服とした別府市内の会員が、大分地裁に預託金400万円を返還する訴えを起こしたもの。会員は、平成8年2月に同GCに入会し、預託金の据置期間が満了している。
ちなみに、同社の会員権分割の提案に同意した会員もいるが、まだ十分な同意は得ていないようだ。今後も会員からの返還訴訟が続けば、法的整理になる可能性もある。
=ゴルフ特信=

2005/09/30 別府市議会、融資を認めず

預託金返還資金として6億円を限度に貸し付けるとした市の補正予算案を否定した(補正予算は減額修正)。このため、同GCは再建計画の見直しを行った。

市議会議員から「経営破綻状態のゴルフ場に公金を貸し付けるべきでない」などとした意見が噴出。同案は平成17年9月16日に開かれた市議会の総務文教委員会で否決され、さらに今回も否定されたことから市の支援は得られなくなった。
このため、会社側は取締役会で2万2000株の増資(1万株から3万2000株へ)を決め、増資株は平野社長が1100万円で引き受けることになった。(10月下旬の株主総会で正式決定)。これで市の出資比率は16%になる。
償還対策としては
①会員権を2分割
②100万円は5年後に返還するなどを会員に提案するとしている。また、浜田博会長(別府市長)他5名が取締役を辞任した。
会員への提案は問題の先送りの面もあり、民事再生法の適用など法的整理になる可能性も残されているが、平野社長は「絶対に法的整理はしない」と表明しているという。
=ゴルフ特信=

2005/09/17 別府市、返還資金6億円融資へ

別府市は、別府国際ゴルフ倶楽部扇山コースに対して預託金返還資金として6億円を限度に貸し付けることを明らかにした。第三セクターの同GCは10月から預託金の償還が発生するため、筆頭株主の別府市に支援を要請していた。
同GC側は
①1口400万円の預託金の半額に当たる200万円を償還し、残り200万円を預託金とした新会員権を発行(初回の書換料は無料)
②韓国人等をターゲットに追加会員募集
③人件費の抑制等を計画し、償還する預託金の借入を市に要望していた。これを市が受け入れたもの。

預託金会員は計300名(その他の一般会員1100名はプレー会員権保有)で、その預託金の総額は12億円。市から借り入れる6億円は、その半分に当たる。借入期間は平成31年までの15年間で、その間に追加募集で集めた資金等で返済する。
市は、地方債を発行して6億円を調達するが、市議会議員から反対の声も出ている。いずれにしろ、第三セクターのゴルフ場経営会社が相次いで民事再生法の適用を申請する中で、市が調達した資金で預託金を償還し、法的整理を回避する初のケースになりそうだ。

=ゴルフ特信=

2005/08/26 別府市に支援を要請

昭和36年に開場した第三セクターの別府国際ゴルフ倶楽部扇山コース(18H、大分県別府市)は、追加募集で発行した会員権の預託金償還が不可能になるおそれがあることから、平成17年8月17日に筆頭株主の別府市(浜田博市長)に”抜本的支援)を要請した。
同GCを経営するのは、別府市が51%を出資する㈱別府扇山ゴルフ場(住所=コースと同、平野雅美社長、資本金1億円)。同GCには正平合わせて1400名の会員が在籍し、その内の1100名は一般会員(預託金ゼロで譲渡可のプレー会員権所有)だが、残る300名は預託金会員権を所有している。

新クラブハウスの建設資金を捻出するため、平成7年に預託金制を導入して、450万円(入会金50万円、預託金400万円)で募集を行い300名を募集した。その預託金計12億円の償還が今年10月から始まるが、赤字経営から償還が不可能だとしている。

このため、これまで放漫経営を放置した別府市の経営責任を問うとともに、抜本的な支援を要請したもの。同社では「このままでは破産してもおかしくない」としており、民事再生法の適用も視野に入れていることを示唆した。

同社によると、平成16年度の入場者数は前年度比2456人減の2万9384人で、累積赤字は1億8千万円まで膨らんでいるという。昨年4月に就任した平野社長は、赤字体質の改善を目指して、キャディを中心に従業員を昨年6月末に90名から11名に減らしている。
このようなリストラを行った結果、今年度は黒字を計上できる見込みだが、預託金の償還資金確保には遠く及ばないとしている。同社の要請を受けた別府市は「真摯に対応する」と回答しているが、8月24日の時点で同社は正式な回答を受けていないとしている。
法的整理をも念頭に置いた発言だけに、同社の預託金償還問題は深刻ともいえる。なお、同社は新ハウス建設時に施工業者に40口の預託金会員権を割り当てるなどしていた。
=ゴルフ特信=

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