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九州カンツリー倶楽部 春日原コース会員権ニュース

(キュウシュウカンツリークラブカスガバルコース)
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2004/06/20 島崎観光開発(株)、事業再編で2コース手放す

九州の老舗ゴルフ場企業として知られる島崎観光開発(株)は、直営の3コースの内、九州CC春日原ゴルフ場(昭和34年開場、18H、福岡県)と阿蘇GC赤水コース(昭和41年開場、27H、熊本県)の2コースを手放していることが関係者の話から明らかになった。(平成16年6月初旬)
九州CCは、平成15年5月の段階で今年2月から9ホールに縮小してパブリック営業に切り替えるとしていた。その理由について同社は、用地の半分を宅地開発用に売却し、銀行からの借入を弁済するためとしていた。しかし、銀行の債権がサービサー会社へ転売されるなどで、経営が逼迫して2コースを手放すことになった模様だ。
関係者によると、ゴルフ場施設はジャスダック上場の(株)日本エスコンに売却された後、宅地開発用の用地を除く、9ホールのゴルフ場用地は転売されたという。
ゴルフ場用地の転売先は明らかになっていないが、今年4月に従業員を引き継いだ有限会社GIF(緒方靖彦社長)が同ゴルフ場の運営を受託し、日本エスコン側から宅地となる9ホールも借り受けて18ホールで営業している。もっとも、借りた9ホールは8~9月にも返還し、その後は9ホール営業となる見通し。

また、当初は預託金(総額6~7億円)を返還して「パブリックにする」としていたが、会員としても残れるように変更、在籍していた1600名弱の会員の内で、退会したのは500名前後という。なお、9ホールの増設計画があり、将来は18ホール営業を復活する予定があるとしている。
阿蘇GCは、(株)阿蘇高原ホテル(井川正彦社長)が、ゴルフ場従業員を4月に引き継ぐとともに、同GCの営業権を取得したという。(株)阿蘇高原ホテルは、同GCに付帯するホテルを経営するために、島崎観光開発が設立した子会社だが、すでに島崎観光開発のグループからは離脱しているという。
これにより、島崎観光開発の経営するゴルフ場は、昭和5年に開場した別府GC(36H、大分県速見郡山香町)の1コースのみとなった(他、許可済み計画1コース)。

もっとも、同GCの従業員も島崎観光開発の子会社で、同GCのメンテナンスを行っている(株)ケーエスグリーンに順次移籍しているとしている。
=ゴルフ特信=

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