Ｇ-ｓｔｙｌｅカントリー倶楽部会員権ニュース

同倶楽部は、平成28年10月3日付けでコース名を下記のとおり変更しました。

【変更前】ダイヤモンド佐用カントリークラブ
【変更後】Ｇ-Ｓｔｙｌｅカントリー倶楽部

４月２８日に新名称を記念した〝オープン記念〟式典を行なった。

同ゴルフ場と併設のホテルは佐用観光（株）（森章代表取締役）が経営し、同敷地内にある１３階建ての高層リゾート・コンドミニアム「佐用ソサエティ」は、国内で１５ヵ所のダイヤモンドオーナーズクラブ（会員数約２万人）を展開する（株）ダイヤモンドソサエティが経営していた。

佐用観光（株）は平成１７年に会社更生法適用となり、１９年７月にスポンサーのもと再建を図っていたが、（株）ダイヤモンドソサエティが今年６月にも同観光の権利義務を承継して合併（佐用観光は解散予定）することとなり、新名称でも〝オープン〟を祝ってのパーティとなった。

４月からは「佐用ソサエティ」のリゾート会員権を縁故１１６万５０００円で５００口の募集を開始した。

７２室（全て２ＬＤＫ）全体の持ち分保有権利は９３６分の１で、隣接のゴルフ場、ホテルを会員料金で利用でき、他のオーナーズリゾートクラブを相互利用できる。

２名登録でき、月例の参加も可など夫婦の利用に最適としている。

最終的に１７９万５０００円まで募集する計画。

＝ゴルフ特信　提供＝

2010/4/1より年会費（４～３月〆）値上げ改定
改定前［正会員（個人・法人）］37,800円　⇒　改定後［正会員（個人・法人）］50,400円
改定前［平日会員（土不可）］21,000円　⇒　改定後［平日会員（土不可）］33,600円

佐用観光(株)は、会員・従業員が選んだ更生担保権者をスポンサーとした更生計画案で可決(10月25日期限の書面)し、10月31日付けで認可決定となった。同計画案は、不動産業の有限会社トラストプラニングの子会社である(株)トラストインベストメントをスポンサーとして、スポンサー先出資の株式払込金(5千万円)と貸付金(5億5千万円)等により、債権者に早期一括弁済する方針。
確定債権はゴルフ会員関係が2101名9億円余、上記以外46名145億円で、総計3148名250億円余。優先債権(公租公課)は2億8229万円余となっていた。

更生担保権は、存続担保不動産の確定債権(約1億8990万円)の内、1億8415万円余を更生計画認可決定の日から2年以内に一括して弁済する。

一般更生債権者に対しては99.7％カットで、0.3％を認可決定の日から4ヶ月以内に弁済(スポンサー先の債権は2年以内に弁済)等となっている。

会員の取り扱いは、
①継続・退会に関わらず0.3％を弁済
②退会希望は平成19年3月31日までに書面で提出
③預託金の額面1000万円以上の会員権は認可決定の日をもって300万円を基準に複数口分割(300万円に充たない分は切り捨て、1000万円は3口、1200万円は4口となる)
④ 増加取得の会員権は19年12月末までに第三者に譲渡でき(名変申請をしなければ消滅し1口のみが存続)、増加取得した会員権を期限内に譲渡した場合の名変料は徴収しない等
で、預託金返還請求権者は退会ないし除名しない限り、プレー権は従来通り維持されるとしている。

更生会社の佐用観光は、株主から全株式を無償譲受後株式を償却し、スポンサー先に対し新株5000株(1株に付き1万円)を発行するとなっている。これで同ＣＣは新たなスタートとなったが、今回の再建策には会員・従業員が大きく影響していた。
当初、スポンサー候補として優先交渉権を取得したのは東証1部上場の不動産ファンド会社だが、会員は守る会を結成、従業員も67名全員で労働組合を結成し、「地元で再建する」として「実質上外資のスポンサー」に反発、更生担保権者の有限会社トラストプラニング(同担保権は運営会社予定の子会社に譲渡)をスポンサー候補に擁立した。

＝ゴルフ特信＝

ダイヤモンドカントリークラブ（兵庫県）の経営会社である佐用観光(株)は、平成１７年６月１日に大阪地裁へ民事再生手続き開始を申請しました。

2005/6/1より名義書換停止
民事再生法申請の為