黒磯カントリー倶楽部会員権ニュース

同倶楽部は、ゴルフ場事業を継続することが困難となったため、平成25年3月31日を以ってゴルフ場を閉鎖します。

経営交代し、５月にリニューアルオープンしたことが、このほど明らかになった。

同ＣＣを取得したのはアルファクラブ武蔵野（株）（さいたま市見沼区、神田成二代表取締役社長、資本金１億５２９１万円）。

今年２月に同ＣＣを保有する有限会社・黒磯カントリー倶楽部（住所＝コースと同、資本金３００万円）を傘下に収め、３月６日に神田社長が代表取締役に就任した。

またアルファクラブ武蔵野は、同日付けで同ＣＣの用地に極度額２億５０００万円の根抵当権を設定した。

経営交代後に、アルファクラブ武蔵野はコース、クラブハウスの改修に着手。

コースは荒れていた芝の養生などを行い、ハウスは内装を仕直すとともにレストランの椅子、テーブルなどを一身、浴場等も改修して５月１日にリニューアルオープンしている。

ゴルフ場名は当面変更しない。

アルファクラブ武蔵野はアルファクラブグループの中核会社で、グループでは埼玉県を中心に岩手、福島、栃木、長野等の各県で結婚式場や葬儀場を経営する他に、スパなども経営するが、ゴルフ場事業には初進出となる。

一方、有限会社・黒磯ＣＣの前代表は高橋正明氏で、今回の売却で高橋氏が関与するゴルフ場は新白河ＧＣ　（１８Ｈ、福島）等４コースとなった。

なお、黒磯ＣＣは昭和５０年オープンで、平成１８年９月６日に同ＣＣ経営の富国開発（株）が破産。

高橋氏は翌１９年に破産管財人から、コース用地及びクラブハウス等の不動産を推定約２億円で買収して傘下に収めていた。

＝ゴルフ特信　提供＝

「１０月２５日に仮オープンする予定」と旧会員に案内した。

コースの改造やクラブハウスの全面的はリニューアルを進めており、その工事をほぼ終えて仮オープンするが、事前の１０月６日から改造等の進行状況を周知するため旧会員の視察（プレーなし）も受け入れる。

本オープンについては来年４月を予定していると報告している。

これら案内とともに、旧会員の意向を調査するため、プレーを継続するか否か等のアンケートも行っている。

今年８月に（株）ＧＲＥＥＮＴＲＵＳＴが破産管財人から取得。

案内文では旧会員のプレー件の扱いについて触れていないが、高橋代表は「希望者には無額面で譲渡可のプレー会員権を発行する予定」と語っている。

なお、高橋代表が関与している４コースは共同の営業所として、大宮営業所を設けた。

市外局番と市内局番は「０４８・６５７」で番号は黒磯ＣＣ（６３００）、塩原ＣＣ（６３６３）ＧＣゴールデンウッド（６３１１）、新白河ＧＣ（６３２１）でＦＡＸ（３０３０）は４コース共通となっている。

＝ゴルフ特信　提供＝

ゴールデンウッドと黒磯カントリー倶楽部の２コースを、今年４月に設立された会社が買収したことが明らかになった。

２コースを買収したのは(株)ＧＲＥＥＮＴＲＵＳＴ（東京都港区、高橋正明代表取締役）で、同社は都内の総合デベロッパーがゴルフ場経営等を目的に設立した。

ＧＣゴールデンウッドは、同ＧＣを経営する(株)ゴールデンウッドの株式を今年５月末に、日本健康産業(株)から買収して傘下に収めた。

Ｍ＆Ａということもあり２８７名在籍する会員（全て正会員）の権利・義務等の変更はない。

ちなみに同ＧＣを巡っては、昨年７月に(株)石山商店を経営し同ＧＣ理事長を務める石山和幸氏がＰＧグループから株式を買収し、同年１１月にはその株式を日本健康産業が買収、そして今回はＧＲＥＥＮＴＲＵＳＴが買収と、１年弱の間に株式が３回代わっている。

黒磯ＣＣは、破産した同ＣＣ経営会社・富国開発(株)の近藤登管財人からコース用地及びクラブハウス等の不動産を推定約２億円で買収し、今年８月上旬に不動産登記を終了。

今後は営業権の継承などの微調整はあるものの、事実上ＧＲＥＥＮＴＲＵＳＴの傘下となった。

旧・黒磯ＣＣ時代に在籍していた約２４００名の会員の処遇については検討中だが、希望する会員については無額面で譲渡可のプレー権を発行する予定。

このため、オープン後に旧会員を対象に視察会を開き、プレー権の継続を希望する否かを答えてもらう予定としている。

＝ゴルフ特信提供＝

黒磯カントリー倶楽部（栃木県）の経営会社である冨国開発(株)は、平成１８年８月２５日に東京地裁へ自己破産を申請しました。

負債は約45億円の見込み。

2003/3/10より名義書換停止

2002/3/1より値下げ実施
改正前 [正会員] 52.5万 → 改正後 [正会員] 21万
改正前 [平日会員] 25.75万 → 改正後 [平日会員] 10.5万
同一法人内、相続、配偶者・親子間各々半額