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MBKPによるアコーディアのTOBが成立

ゴルフホットラインニュース
2017年1月23日(火)

投資ファンドの(株)MBKP Resortによる、(株)アコーディア・ゴルフ株式の公開買付(TOB)が平成29年1月19日に成立した。MBKPはアコーディアの普通株式1株を1210円で買い付けると表明し、平成28年11月30日から平成29年1月18日までTOBを実施。これに賛同を表明していたレノなど上位株主グループが応じた。これによりMBKPのアコーディア株式保有率は89.18%となり、MBKP系でアコーディアの株式を引き受けるアコーディア・ファイナンス・カンパニー・デズィグネイテッド・アクティビティ・カンパニー(アイルランド・ダブリン、平成28年12月9日設立)とその親会社のグリーン・レジャー・ルックス・エスエーアールエル(ルクセンブルク大公国)それぞれがアコーディアの親会社となることも発表した。MBKPでは、90%に満たなかった分の未応募株式の買い取りも行い、アコーディアを完全子会社化する。アコーディアは3月にも上場廃止となる見込みだ。今後、MBKPはアコーディアに取締役の過半数を派遣するほか、ゴルフ場の新規取得や施設改善などバリューアップを図り、将来的にアコーディアの再上場を目指す。アコーディアの保有ゴルフ場はアセットライト化により42コースに減少したが、アコーディア・ゴルフトラストからの運営受託などを含め国内130コース超を運営しており業界の運営ゴルフ場シェアは平和傘下のPGMグループに匹敵する規模。

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