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PGMホールディングス、平成22年度上半期決算を発表

ゴルフホットラインニュース
2010年8月24日(火)

PGMホールディングス(株)(前・PGGIH(株)で今年7月1日に商号変更、東京都港区)は、平成22年度上半期(平成22年1~6月)の決算について8月12日に本社で記者発表を行なった。
同期の損益計算書(保有123コース、リース4コース、運営受託4コース)では、営業管理費40.45億円(16.6%減)、EBITDA66.00億円(10.2%減)、経常利益15.32億円(55.1%減)だが、税金関連費用を152.92億円も削減でき、当期純利益は165.35億円(410.3%増)となった。
ちなみに、営業収益の減少について「天候を理由にしたくはないが」と断りつつ、前年同期を上回る降水量と低温に見舞われたこと(キャンセル数は22万3447人で前年同期が15万3531人)をあげている。
平均客単価は、9803円(前年同期1万85円)で減少したが、その理由はプレー料金の引き下げではなく、キャディ付きプレーの減少(前来場者のキャディ付きは19.6%→18.2%)などによるところが大きいとしている。
集客面で注目されるデータは、新規販売チャンネルとして昨年4月に開始したゴルフ練習場との提携と昨年7月のレッスンプロとの提携。
この提携が奏功して、新規販売チャンネル(地域共通友の会、提携企業、地域セールスオフィスの活動等を含む)での集客は今年1月が1万1065人(昨年同月2410人)で、今年5月に2万人台を突破し、6月は2万2560人(1万1609人)に増えたとしている。
今年1月~6月累計では10万36996人で、前来場者の3.19%になったと報告している。
今後より力を入れる集客対策はウェブサイト経由による予約システムの充実。
平成20年度のウェブ予約の来場者数は、外部と自社の含め前来場者数の12.2%だったが、21年は14.5%(このうち自社が22.7%)になっているという。
そこで、昨年7月から自社サイトの改善・開発(韓国語サイト、携帯サイト、系列ゴルフ場の検索機能追加等)に着手したと報告している。
ゴルフ場の取得については、選別的に取得を継続するとしているが、草深社長は「今、売りに出ているゴルフ場はキャッシュフローが厳しい」と語っており、模様眺めの様子。
この他に、エコキュート導入等での水道光熱費の削減や集中購読の強化など行なうとした。
なお、株主への配当方針は従来通りとしている。

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