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宝塚市の働きかけで市内10コースがジュニアに無料開放

ゴルフホットラインニュース
2010年7月12日(月)

兵庫県の宝塚市は「宝塚市ゴルフ場協議会」(温井甚佑会長=スポーツニッポンCC前代表取締役)の協力を得て、ジュニアゴルファーの育成支援制度に着手した。
7月1日から協議会に参加する市内10コースのゴルフ場が、最終組のスタート後にジュニアにコースやゴルフ練習場、練習グリーン、アプローチ練習場、クラブハウス(ロッカー・浴場の利用は不可)等を無料で開放する。
期間は、通年、平日のみ、春・夏休のみなどで様々で、開放する施設もコースのみから全施設まで、ゴルフ場の事情によって異なっている(コースは全10コースが開放)。
参加資格は、同市に在住または通学中の関西ゴルフ連盟のKGU(JGA)ジュニア会員と限定し、指導者等の同伴プレーを8コースが受け入れている。
スポーツニッポンCCの場合は、土・日祝日を含め通年でそれら施設を開放し、指導者等のプレーも受け入れるなど全面開放だ。
打球事故など思わぬ事故は、KGUジュニア会員が自動加入しているゴルファー保険で対応できるという。
同市の育成支援の実現は、市内に住む小学4年生が中川智子市長に「市内にゴルフの練習場が少ない」と訴えたのがキッカケだった。
なお、関西ゴルフ連盟では協力クラブを募り、KGUジュニア会員に無償プレー(最終組スタート後)等を特典として提供してきたが、市が中心となって開放をゴルフ場に働きかけ、このような制度が実現した例は聞かない。
=ゴルフ特信 提供=

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