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マレーシアのYTLがニセコビレッジ(北海道)を買収

ゴルフホットラインニュース
2010年3月19日(金)

米国の金融大手・シティグループ(日本で拠点=東京都千代田区)が、売却を表明していた北海道・ニセコの総合リゾート施設をマレーシアの有力コングロマリット(複合企業)が買収した。
日本の東証にも上場する建設会社のワイ・ティー・エル・コーポレーション・バーハッド(マレーシア・クアラルンプール)が、3月8日付けで子会社のワイ・ティー・エル・ホテルズ・アンド・プロパティーズ・センドリアン・バーハッド(YTLHP)を通じ買収したと、10日に発表。

YTLHPが、
①シティグループのPCワン有限会社から、ニセコビレッジ(株)の全株式49万6184株を取得。
②ニセコビレッジがPCワンの持株会社であるシティグループ・ファイナンシャル・プロダクツ・インクに対する債務を完済。
③ニセコビレッジがPCワンの完全子会社の近畿インベストメントが所有する一定の不動産を購入――を条件に総額60億円でニセコビレッジの株式を取得し、完全子会社化した。
ニセコビレッジ(株)(北海道虻田郡ニセコ町東温泉)は、ニセコアンヌプリ山の麓にあるニセコビレッジリゾートを所有しており、506室のヒルトンニセコビレッジ、200室のグリーンリーフホテル及び、ニセコビレッジGコース(18ホール)とニセコGコース(同)の2ゴルフ場、7つのリフト及び15コースのスキー場がある。

YTLグループは建設の他、電気・ガス・等のユーティリティ、鉄道、不動産、ホテル経営等からなる複合企業集団。
外資系でも東南アジア系初の国内ゴルフ場買収となった。
=ゴルフ特信 提供=

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