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日経新聞 -ゴルフ会員権に底打ち感- 抜粋

ゴルフホットラインニュース
2002年4月17日(水)

-主要495コース指数、5週連続で上昇-

低迷を続けてきたゴルフ会員権相場に底打ち感が強まってきた。
日本経済新聞社が12日、全国の主要495コースを対象にまとめた会員権指数は5週連続で上昇。
年初(1月11日)に比べ1.65ポイント高の59.26となった。

1日のペイオフ(定期預金などの払戻保証額を元本1千万円とその利息までとする措置)解禁を受けて、個人を中心に割安感の出た高額・名門コースに買いを入れたもようだ。
 東日本では前週の5日に比べ値上がりしたコースが96と全体の32%を占めた。
 桜ヶ丘カントリークラブ(東京都多摩市)や戸塚カントリー倶楽部(横浜市)など1千万円を越える高額コースが軒並み上がった。

-ペイオフ解禁で個人が買い-
 立地が良く歴史のあるコースの人気が高い一方で、百万円を切る低額コースは人気薄が続く。
 個人の会員権購入が目立つ。
顧客調査によると、最近の購入理由はほぼ全員が「プレーが目的」としており「バブル期にあった投資目的は大きく減った」という。
時価会計対策で企業が会員権を売却する動きが一段落したのも、相場を下支えしたとみられる。
 値上がりは関西圏にも広がっている。
西日本の199コースの指数は3月下旬を底に反発し、12日時点では値上がりが39コースと下落の19コースを上回った。
「兵庫県の宝塚、よみうりなどの名門コースの買いが増えている」(仲介会社)という。
 会員権相場がこのまま一本調子の回復に向かうか不透明だ。
高額コースの急上昇に警戒感が出ているとの見解もある。

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