戸山カンツリークラブ

同クラブは現在（当面）、名義書換料が無料となっています。

今年６月２日に特別清算の申立を広島地裁に行った（株）戸山カンツリー倶楽部（広島市）の自主再建型の特別清算協定案を決議する債権者集会が１２月４日に開かれ、賛成多数で同案を可決。

代表清算人によると出席債権の反対はゼロで、議決権総額でも９０％以上の賛成だったという。

特別清算の可決要件は出席債権者数の過半数、議決権総額の３分の２以上なので、近日中に認可決定を受けるとみられる。

ゴルフ場事業については既に新会社の（株）トヤマコーポレーション（広島市、八幡欣也代表取締役、資本金１０００万円）に譲渡済みとなっている。

協定案は、会員約２６０口の預託金（計約１３億円）の全額を新会社が引き継いだ。

預託金の据置期間は認可決定確定から５年間としている。

したがって、同ＣＣでは退会会員の発生は５年後となる。

＝ゴルフ特信　提供＝

今年６月２日に特別清算の申立を広島地裁に行った（株）戸山カンツリー倶楽部（広島市中央区）は、このほど会員等の債権者に協定案を配布した。

同ゴルフ場は、先ごろ新会社に事業譲渡されている。

同社によると、協定案では会員の預託金は新会社が全額を引き継ぎ協定案の認可決定確定から５年間据置としている。

従って協定案が成立した場合は、すべての会員が継続会員となる。

同ＣＣの会員数は会員権の分割もあり口数で約２６０口（預託金は１口５００万円）、その預託金総額は約１３億円で、負債総額は借入金を含め約７０億円となっている。

債権者集会は１２月４日に開かれるが、大口債権者の同意は得られている模様だ。

＝ゴルフ特信　提供＝

６月２日に広島地裁に特別清算手続開始を申し立てた。

事業は継続中、負債総額７０億円内外。

５月２８日、株主総会の決議により当社は解散。

２月２３日に別途新設した（株）トヤマコーポレーションに今秋をめどに事業譲渡を行う予定で、会員権の預託金は同社が引き受け全会員の償還期限５年先に延長する予定。